2015/04/24

進撃の巨人

「ハイキュー」が面白かったので、他のものも新規開拓。

「進撃の巨人」
 実は以前に読みかけた事がある。しかし、デッサンの狂ったキャラやパースの怪しい背景を見て、うんざりしてやめた。しかし世の中では人気である。それならそれを耐えて読んでみよう!

 勢いはあるな、デッサンひどいけど・・・。展開が急すぎてよくわからん。食われてるし!
3巻ぐらいでやっと慣れてきて、面白くなってきた。

 うん、このマンガはリヴァイ兵長に名言を言わせるためのマンガだな。

2015/04/21

車載タブレット計画(7)

ナビゲーション

 では手始めに市内の喫茶店まで行ってみよう。
1.BluetoothGPSとGoogleMapを起動
2.GoogleMapで目的地を検索
3.ルートがいくつか表示されるので適当なのを選択
4.「ナビゲーション開始」

 簡単だ、素晴らしい。Googleらしく検索機能が強力なのがいい。音声認識もできるので、「近くのサークルK」と喋れば地図上に何箇所かをピックアップしてくれる。おー、こういうのがやりたかったんだよ、Googleすげー!!

 実際に走ってみる。BlueTooth経由で繋がっているので、音声ナビは車載のスピーカからである。音楽を聴いていると、ちゃんと音量を絞ってから音声ナビが喋る。ナビは十分に使えるが、問題点も出てきた。

1.車の進行方向の表示がおかしい
 どうも電子コンパスがふらつく。車は北向きに動いているのに、地図上の矢印は西を向いたり東を向いたりと挙動がおかしい。フロントガラスは地磁気まで遮るのだろうか?これは未だに未解決。

2.地図表示がぐるんぐるん
 走っていると、突如地図の南北が反転する。電子コンパスの不具合かと思っていたが違うようだ。
 タブレットには傾きを検知して画面の方向を自動回転する機能がついているが、タブレットを垂直近く固定すると、車の加減速や振動で誤動作する。ナビで進行方向を俯瞰するモードの場合は、タブレット画面が上向きか下向きがで進行方向が反転するのでこんなことになる。
 自動回転をOFFにするか、タブレットを垂直ではなく寝かせ気味に固定すれば解決。

3.運転しながらの操作は無理
 やはり画面上での細かい操作は無理。安全のためナビの操作は停止してやりましょう。

4.バッテリー不足
 ネットワーク、Bluetooth、GPSをONにして、GoogleMapとBluetoothGPSとPowerampを起動すると、アクセサリソケットからのUSBで充電しているにもかかわらず、バッテリー残量は減っていく。充電量よりも消費量が多いってことか?
 Full充電状態から、8時間程度でバッテリーアラームが出てシャットダウンした。途中で、持ち歩きながら使ったりもしたのでそのせいもあるだろうが、想定される使い方なのでもうちょっともって欲しい。
 エンジンを止めるときはこまめにサスペンドにする、画面の輝度を抑えるなどすれば稼働時間は延ばせると思う。

当初の目的は達成されたので、ひとまず終了にする。残った課題は

1.アクセサリソケットからの配線がジャマなので、別ルートですっきり配線したい
2.バッテリーの消費を抑えるには?

使用感などはまた追加していこうと思います。

2015/04/20

車載タブレット計画(6)

GPS

 さて、ナビゲーションだが、標準でGoogleMapという非常に優秀な地図アプリがあり、これのナビゲーション機能は結構使えるらしい。もちろんNAVITIMEのようなナビ専門アプリのほうが便利そうな気はするが、月額で利用料金300円が必要である。

 ひとまずGoogleMapを起動して車で走ってみるが、現在地が大きくズレる。だいたい200mぐらい?これではナビゲーションは到底ムリだ。
 実はこれも事前に調べていたので予想はしていた。pugiot307のフロントは熱線遮断ガラスなので電波を通さない。ETCを付けるときにも、センサを指定位置に付けないとダメだと言われた。つまり誤差が大きいのは、GPS衛星の電波が遮断されたので、最寄の携帯基地局から位置情報を取っているからだ。

これを解決するには外部GPSを繋いでやるしかない。車載電源でBluetooth接続できる製品は
Dual XGPS150
Dual XGPS160
GNS 2000
ぐらいのようだ。いちばんコンパクトなGNS 2000を購入。
 付属のUSBケーブルでは届かなかったので延長ケーブルを買ってきて車の内装を剥いで配線を通す。
右が取付状況。バックミラー上部のメッシュ模様の部分が電波が透過する範囲。右の小さいのがETCセンサ。左がGPSである。強力な両面テープでガラス面に貼り付けている。

GoogleMapで表示してみる。
ちなみにAndroid端末に外部GPSを取り込むには、BluetoothGPSのようなアプリを起動しておく必要がある。

 これでやっと正確な位置が表示されるようになった。次は実際にナビゲーションを使ってみる。
(続く)

車載タブレット計画(5)

音楽を聴こう

 ASUS Pad TF303CL は多機能なAndroidタブレットである。

  • 無線LAN対応
  • Bluetooth
  • GPSセンサ
  • 電子コンパス
  • 加速度センサ
  • ジャイロセンサ
  • 光センサ
  • 磁気センサ
が搭載されている。今回の計画からすると十分な機能である。いまどきのスマホなら当然なのかも知れないが…。

 まずはPC上のiTuneの音楽データをMicroSDにコピーして、タブレットのスロットへ差し込む。標準アプリのGoogle Musicを起動すると、問題なくフォルダを読み込め、再生もできた。しかし問題はあった。

1.音がショボすぎる
 これはタブレットのスピーカなので仕方ない。予想はしていた。iPodと同様にカーステレオのAUX入力にするつもりだったが、タブレット側の音声出力はマイク・ヘッドホンコンボジャックという仕様だった。これをミニプラグかRCAピンプラグに変換して、オーディオのAUX入力に繋がねばならない。

2.音楽ファイルのタグが文字化け
 調べてみると、ID3タグのヴァージョンの違いにより、日本語の文字コードが定義できない古いヴァージョンのタグが付けられたファイルは文字化けするらしい。大量のファイルのタグの書き換えが必要となるが、Mp3tagという便利なツールを見つけた。使い方は以下のサイトの解説が詳しい。

3.運転中に操作するのに無理がある
 やってみて判ったこと。タブレットの操作には、運転中の前方から視線を画面に移し、画面上のボタンを探して、その位置を指でタップする、という手順が必須であり、前方から目を離している時間が長すぎて危険である。
 携帯型音楽プレーヤーのような物理的なスイッチなら手探りで操作も可能だし、スイッチ形状もそのように工夫されている。しかしタブレットではそれは不可能だ。
 せめて曲のスキップ操作、音量調節ぐらいは、画面上のスワイプで出来るアプリを探すしかない。

 さて、1を解決すべく、プラグのアダプタを探す。検索をかけると、同じような需要は多いにもかかわらず、コンパクトにスッキリという適当な製品が乏しいようで、自作したという記述がたくさんある。
 加えて、先代のiPodでも問題だったのだが、iPod側とカーステレオ側の両方のボリュームをかなり上げないと聞こえない。どうやらイヤホンの使用を前提とした出力では、カーステレオのAUX入力に対してパワーが足りないようだ。どうやら電圧が違うらしい、というところまでは調べたがそのままではダメだという事だけは判った。おそらく、このパワー不足はタブレットでも同じ事になるだろう。

解決策1
 ヘッドホンアンプを使用する。このようなものの存在すら知らなかったが、ヘッドホンレベルの出力をアンプで増幅するというもの。オーディオ製品の常で、ピンキリの価格差が激しい。
 しかしカーステレオのアンプに音声信号を送るのに、わざわざもう一段アンプを入れるのはどうにも無駄な気がする。それにアンプには電源が必要になるのでこれも解決せねばならない。

解決策2
 カーステレオをBluetooth接続可能なものに交換する。いまどきの車載スマホ需要に応えて、こういう製品が発売されている。CDドライブなしのモデルを選べば実売10,000円以下と安い。

 計算外の出費だが、解決策2のほうが簡単そうだ。ユニットを乗せ替えるだけで済む。PIONEERとKENWOODからほぼ同機能のものが発売されているが、今回はPioneerのMVH-5100を選んだ。あまり深い理由は無い。

 音楽プレイヤーだがいろいろ試してみて、結局は定番のPowerampを使っている。とりあえず、画面上でのスワイプで曲のスキップはしてくれる。他に良いのがあれば乗り換えるだろう。
アプリによって音の良し悪しがあるようだが、少なくともウチの車ではその差は解らない。pugiot307の標準スピーカは安物のようだし、硬いタイヤと防音に対する配慮の無さのせいで、走行中のノイズはかなりヒドイ。

 音がイマイチなスピーカーやロードノイズも何とかしたいが、ひとまず音楽は聴けるようになったのでヨシとする。次はGPSだ。
(続く)

2015/04/19

車載タブレット計画(4)

さて、やっと本題の車載である。

 スマホの車載グッズは豊富だが、タブレットとなるとかなり限られてくる。地元オートバックス店頭でも、1~2種類しかなく、それもダッシュボードへの粘着式である。
 粘着式では強度が不安だし、ダッシュボード上に大きなタブレットは視界のジャマになりそうだ。幸いカーオーディオのスペースがひとつ空いているので、ここを利用して取り付ける事にする。

 かなり検索したのだが、オーディオの1DINスペースから固定でき、かつ10インチクラス対応となるとほとんど無い。スタンドとホルダーの組み合わせが選択でき、種類の豊富なBeat-Sonicの製品を通販で手に入れた。
ホルダーQBA54
スタンドQBD24
スタンドは1DINボックスに突っ込んで、固定ノブを回して高さ調節すると突っ張り棒方式で固定できるというもの。かなり不安だが、大丈夫なのだろうか?

 試してみると、固定はできる。が、タブレットを載せて走行すると、その振動ですぐに緩んでしまう。まぁ現物を見てなんとなく予想はできていた。アーム部分やホルダーはしっかりしているので、スタンドの取り付け方を工作すればなんとかなりそうだ。

 そして試行錯誤の末、1DINボックスとスタンドに穴を開けボルト止めする、というシンプルな方法になったのが右図。
 1DINボックスの下面裏側には補強のため鉄のバーが一緒にボルト止めされている。

 車はPeugeotの307である。Peugeotの純正1DINボックスは単なる箱ではなく、背面から棒状の突起が出ており、これが車体フレーム側の穴に収まることで、適正な位置に固定されるようにできている。このおかげで単なる箱でしかない汎用品の1DINボックスよりはしっかり固定できている。
 国産他社の1DINボックスがどうなっているのかは知らない。

 取り付け完了し、めでたく車載タブレットとなったが、これでは車に載せただけで、まだまだ難儀は続くのである。
(続く)

2015/04/18

車載タブレット計画(3)

ネットワークの問題

 車載するからにはどこか回線事業者と契約が必要になる。音声通話を不要としても、データ通信は必須。docomo、auなどの大手は定額プランを使っても月額5,000円以上。タブレットの使われ方を想定すると、家では無線LANに繋げるので、休日に持ち歩くときに必要な程度なのに、その通信費は高すぎる。

 いろいろ聞き込み調査の結果、スマホの中毒者ヘヴィユーザーから格安SIMなるものが良いと聞く。通信データ量に制限はあるものの、月額1,000円程度から可能らしい。
 ただしスマホでも格安SIMの使える機種は限られる。高額なデータ通信費が携帯各社の儲けの源泉であるので、自社のスマホでは自社のSIMしか使えないようロックをかけている。簡単に他社に乗り換えてもらっては困るということらしい。

 これについて総務省は2015年5月以降の「SIMロック解除の義務化」を公表している。しかしこの時点(2014年11月頃)ではまだ半年先の話で、タブレットの導入は年末年始の休暇までに間に合わせたかった。

SIMフリーで、10インチ前後のタブレットという条件では、
ASUS Pad TF303CL
しか残らなかった。このタブレットと、IIJmioのSIMを購入した。
IIJmio高速モバイル/Dサービスのミニマムスタートプランの音声通話なしで月額900円で2GB/月までの制限付き。これを超えると通信速度が低下する。
現在まで、データ量が1GB/月を超えたことは無い。
(続く)

注記:2015年4月からはサービスが改定され3GB/月になった

車載タブレット計画(2)

計画の目的を明確にしておく。

  1. 携帯が可能な程度の大画面
  2. カーステレオとして使う
  3. ナビゲーションシステムの導入
  4. 旅先での情報検索
  5. 電話は不要
まずは、タブレットの選定から。
 今までスマホを忌避していたため、さっぱりわからん。この数年の技術格差に愕然とする。仕方ないので、基本的なところから調べ始める。とりあえず現物を見てみよう、ということでヤマダ電機へ。

 スマホがずらりと並ぶ中、タブレットのコーナーへ。(言い忘れていたが、計画のスタートは昨年10月あたりの話である)
 10インチクラスで探してみる。店員によると、タブレットには3種類ある。
・iPad
 Apple社の製品。Appleらしいシンプルかつオッシャレーな感じ。売れ筋らしい。
 やっぱりAppleカッコいいな。初見でもなんとなく使えるI/Fはさすがだ。しかしそれ以上のところはさっぱり判らない。

・Android
 google開発のOS。機種が豊富。
 Androidはgoogleの基本アプリありき。当然といえば当然か。こちらもなんとなく使える。世の中のシェアはアップル優勢?

・Windows8
 PCをタブレット化したもの。Windowsなので見慣れた感じはする。しかし他の同クラスと比較して価格が高い。
 Windows8には良いウワサを聞かない。そもそもWindowsみたいなひたすら増築を続けて複雑化した重量級OSを、電池や排熱やらサイズやらとハード面での制約が多い非力なタブレットに乗せてブン回すのは無理があると思う。それにタブレットにそれが必要とされる仕事は期待されていないだろう。

ひとまずApple有力、次点でAndroid、Win8は対象外。という感じだったが、いろいろ調べるうちに候補はぐっと絞られることになった。
(続く)

車載タブレット計画(1)

iPodが不調になった。
ホイールなスイッチ(なんという名称か不明)が利かなくなってしまった。なので、メニューの移動やらボリューム調節ができなくなった。完全に放電させて、むりやりリセットするとしばらくは回復する。
 第4世代のiPodで、おそらく2004年製。Apple社の製品で10年以上持てば十分だろう。

 困ったのは、このiPodをカーステレオのAUX入力に繋いでいたこと。手持ちの音楽CDのデータがほぼ全て入っているおかげで、車にCDを持ち込む必要がなかった。

 10年前の製品の修理は不可能な気がする。かといって完全に時代遅れになったiPodを買い替える気もしない。今やスマホで音楽が聴けるのだ。
 しかしガラケー原理主義者である私が、この程度のことでスマホに宗旨替えするのも無念である。どうせなら、ナビゲーションにも使いたいし、出先で情報検索ができれば便利だ。やはり時代はスマホなのか…。
 しかし、トシのせいかガラケーの文字が見づらくなり、ラクラクホンはさすがに早すぎると思い、文字設定を「大」にしてしのいでいる状態では、スマホはキビシイかも知れぬ。うむむ。

 じゃあ、画面大きくすればいーじゃん! タブレット端末を車載してしまえ!
というところから、この計画はスタートしたのだった。
(続く)