2009/10/30

それはマズイと思う

製造業派遣禁止へ法案提出=通常国会に-鳩山首相

 これをやると、国内の製造業は人件費のUPになって競争力を失う。結局は生産工場の海外移転をせざるを得なくなって、派遣労働者どころか正規雇用の労働者すら職を失うことになりかねないと思うのだが…? 世界を相手に商売をしている製造業の状況は厳しく、経営判断はドライにならざるを得ない。この程度のことがわからないほど民主党にヒトがいないとは思えないのだが…。不思議だ。

 本筋としては、労働力の流動化を促しつつ、同時に雇用を確保する政策を打つべきだ…と素人すら考えつくはず。「派遣禁止」とか聞こえは良いけど、ぐるりと巡って労働組合の首まで絞まるのだが…どうするつもりなんだろう?

2009/10/12

それはちょっと・・・

広島、長崎に五輪招致

…スポーツの祭典に政治的主張を持ち込まないほうがいいんじゃない?

2009/10/02

EVA

というわけで、観てきました。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版 -破-

 前作「~-序-」が良くも悪くも本編のリメイクだったのが、今回はかなりストーリーに手を入れてきましたね。うまく終わらせてくれることを望みます。

 本編を知るものとしては、物語上の月日の経過が感じられず、ストーリーがバタバタと進んでいくように感じますが、映画という時間の制約上これは仕方のないものと思います。本編のエピソード全てを詰め込めない以上、うまくまとめたのではないでしょうか。

 新キャラクターも登場しますが、いまのところ必要性がいまひとつ疑問? 次回の展開に絡んでくるのかな? 割を食った形のアスカですが、あれはあれでいい気もします。

とりあえず、次回に期待!
 本編がgdgdのまま未完となってしまったため、結局ヘタレのままキャラが固定されてしまっている不憫なシンジ君ですが、今シリーズでは最後にカッコイイところを見せて欲しいものです。
 いや、私なら途中でキレるよ。あんなに悩まない。w

 放送当時、振り回された挙げ句にずっこけた視聴者としては複雑な気持ちもありますが、毒食わば皿まで、という覚悟で付き合っております。(^_^;;

2009/08/25

つづき

 さて、選挙結果について。

 報道では民主圧勝との事だが…。マスコミの報道が民主党寄りなのは周知のこと。支持率など実際は少々割り引いて考えてもいいだろう。
 ところが現行の、「小選挙区比例代表制」だと極端な結果が出やすい。前回の郵政選挙が好例。
 今回、選挙の焦点は自民vs民主なので、その他の反自民は議席を減らすと見ていい。社民、共産は大敗。公明は支持基盤が堅いので維持。

 正直、民主党の単独過半数~2/3まであり得る。しかし衆議院選挙で発揮される国民の微妙なバランス感覚というのを信じるのもアリか。

 民主+反自民で過半数…。というのは希望的に過ぎるか?

2009衆院選

選挙について何か書け!というお達しがあったので考えてみる。

 まずは私のスタンスから。
 今回は自民党支持!

 自民党の利権政治にはうんざりしている。無駄な箱物やら道路やら、何をやってるんだか分からない上に税金を食い潰している天下り団体など、ごっぞり削って必要とされている分野に金をまわせ!
 …と言うのが国民の大多数の意見だと思う。私もそう思う。

 しかし、じゃあどこに金をまわすの?というとこれがみんな好き放題言うわけで。無難そうに国民ウケを狙うと、医療やら年金、育児のほうに手厚くするべきなんだろうな。実は、自民党も民主党もこの辺の選挙公約はあまり違わない。どうやってバラ撒くかが少々違う程度。
 民主党のバラ撒きは財源の裏付けがない!と自民党は言う。確かにその通り。では自民党にはあるのか?と言うと、その裏付けは赤字国債だったりする。…どっちもどっちだな。

 官僚の利権に斬り込む事が必要だが、自民党がやろうとしても今までの行政改革の結果から見ても小手先の中途半端に終わるだろう。一方、民主党の支持団体に公務員の労働組合がいるわけで、民主党なら出来るとも言い切れない。結局はどちらでも大差なかろう。

 民主党で一番問題なのは外交、防衛の分野であるのはネット上でも指摘されている通り。結局のところ反自民の寄せ集めでしかない民主党は、この分野では党内をまとめられていない。選挙戦では棚上げしてマニフェストから抜いてしまい、党内の不一致が表面化するのを避けた。
 しかし、外国人参政権やら重国籍、安全保障、対米関係など、危なそうな問題がてんこ盛りである。聞こえてくるのは、サヨクの妄想みたいな話ばかりだが、政権を獲ってしまうと現実的選択というのをせざるを得ないだろう。しかし前回の村山政権のときみたいに、後々禍根を残す妄言を吐いてもらっても困る。党内の左派を押さえ込んでくれないと支持はできない。
 駐留米軍の話ひとつでも、野党のうちは好き放題に強気なことをほざいていたが、いざアメリカ相手にそんな話ができる根性があるのかというと、まず不可能。

 例え民主党が勝ったとしても、内部対立で崩壊の可能性がある。下手すると、民主党発の政界再編すらあり得るが、せっかく獲った政権なので対立を避けながらのらりくらりと何もしないままずるずる…というのが目に浮かぶ。
 そんなことされると、不況の日本は大変なことになるのだが…orz

 結論
 自民党支持! 民主党よりはマシ
 今やらなきゃならんのは、経済を立て直すこと。構造改革も年金も天下りも北朝鮮もアフガンも憲法も後回しでいい!

2009/05/27

栗本薫氏、死去

栗本薫氏、死去

 結局、超大作「グインサーガ」は未完ということになるのかな?
100巻あたりで著者の妙なこだわりばかりが鼻につくようになり、さっぱり面白くなくなったので見捨てていたのですが…。

 麒麟も老いては駑馬にも劣る
昔日を知るだけに、もう見ていられないって感じでした。

2009/05/18

やる大矢とうとうクビ!

 辞任と言ってるけど、まぁクビだな。

 とりあえず並んでる投手を次々と突っ込む継投は痛々しくて見ていられなかった。それで投手の枚数が足らなくなるから、リードされてても投手の打順に代打を使えない。おまけに次の回にはその投手が打たれたりして、慌てて投手交代…
 何をやってるんだ!!と怒りたくなるが、チームの内情を知るだけに祈りつつ見守るしかない。

 監督が変わったから戦力が上がるとも思えないが、この状態から引き継げば気は楽だろう。若手にじっくりとチャンスを与えて、来季を期するのも手だろう。

# 交流戦前の5月前半でシーズンを投げてしまうのもどうかと思うが…

2009/05/16

臓器移植法案

 倫理というか、生死観、哲学的な事を含み、難しい問題だと思う。

 まず、人の死の境界線はどこなのか?
 医学の進歩で、境界線が線ではなく幅を持つようになってしまった。ここに改めて線を引こうというのだが、脳死をもって死と割り切れるほど、まだ日本人はドライではないと思う。
 法律で「脳死は人の死である」としたところで、遺族がそう思っていなければ提供を拒否されてしまう。

 次に遺体から臓器を取り出すという行為への忌避感。
 儒教の影響もあるらしいが、日本人は肉体を損なう行為への忌避感が強い。入れ墨やピアスを良いこととは思っていないのはこれである。
 また、仏教的には遺体はホトケ様であるのでそれを損なう行為は禁忌である。

 しかし臓器移植で助かる人もいるのが現実。さてどうしたものか? 難しい…。

 仮に自分ならどうする?という事であれば、非常に簡単だ。私は全ての臓器提供を拒否する。(意外に思われるかも知れないが…)
 生死観についてはかなりドライだし、いたって無宗教という自覚はあるが、肉体を損なわれることについては生理的な嫌悪を感じる。

 じゃあ自分が臓器移植を受けるしか生きる方法が無いとなると…? うーん、移植を受けてでも生きようと思うだろうなぁ。そこで従容と死を受け入れるほど人間が出来てはいない気がする。

 究極はやはり自己細胞による臓器再生技術だと思う。

2009/05/12

BAYSTARS

 さて、2009年のベイスターズだが相変わらず最下位である。今年は他球団も低迷しているので、ひょっとすると5位浮上もあるかも知れない。

 貧すれば鈍するといった感じの大矢采配だが、今年の明るい話題は若い選手達がスタメンに並び、来季以降に期待が持てそうな気がするところだろう。
 今年で大矢もクビだし、少しはマシな監督を引っ張ってきて、マジメに選手を育てる方針に転換すればチームも勢いが出てくることだろう。親会社の関心の無さは相変わらずだが、変にヤル気を出して高価な不良債権を押し付けられるよりはマシだと思う。