2007/06/25

出来すぎ!

 ベイスターズ5割!
 なんとここまで勝率.516。ないないづくしでどうやって勝っているのか不思議なのだが、とにかくめでたい。
 とにかく下位チームの調子が悪いということかな?

阪神
 中継ぎから抑え投手はそろっているが、去年のような安定感はない。とにかく先発で下柳がエースという時点で、チームの投手力は知れようというもの。打線も金本を始めはじめそこそこ揃っているのだが、どうも好不調が激しい。後半戦で打線が波に乗れば3位は狙えるだろう。しかし監督がアホなのが最大の障害。

ヤクルト
 戦力的にはそこそこ。毎年のように、なぜかそれなりの成績を上げる不思議なチーム。個人的には3位の本命はヤクルトだと思っている。

広島
 戦力的に苦しい。親会社のマツダが業績好調らしいので、その波に乗って欲しい。が、如何ともし難いのは誰の目にも明らか。

2007/06/11

GOAL2

映画なぞ観てきました。
近所のショッピングセンターに今時のシネマコンプレックスがあるので、映画を観るには恵まれてます。でもおかげで市の中心部の古くからあった映画館は全て潰れてしまったそうで。

 「GOAL2」は1作目の続き。当初から3部作ということだったので、それの2作目です。
 アメリカに住むサンティアゴはサッカーの才能に恵まれた青年だが、彼の家はメキシコからの貧しい不法移民。父親と共に庭師として働きながら、地元の草サッカーチームで活躍する。
 この活躍がイギリス人スカウトの目にとまった。イギリスに来てテストを受けてみないか?
 …とまぁ、こんな感じでいろいろあった挙げ句に、イングランドのニューカッスルで成功するまでが1作目。
 2作目が、レアル・マドリードに移籍して欧州クラブ選手権を獲得。
 3作目はワールドカップだそうで。

 良くできてはいるものの、王道なベタベタのサクセスストーリー。うーん、何がいいんだろな、この映画。…とここで見限ってはいけない!
 この映画の見どころは、撮影にホンモノの試合や観客を使ったFIFA全面協力の迫力ある映像でもあるが、一番の見どころは主役であるサンティアゴ・ムネスの苦悩である。
 近頃の悩まない脳天気なイケイケ主人公達と違って、彼は苦悩する。家族のこと、恋人のこと、自分自身のこと…。彼ほど凹んだ姿の似合う主人公はいない。
 主演サンティアゴ役にクノ・ベッカー。これまでほぼ無名だった役者の起用も成功していると思う。メキシコ系のちょっとクド目でありながら純朴そうで、決して男前でない微妙なところ。ここでディカプリオみたいな軽薄な男前を起用してしまうと、話題作りにはなっただろうが作中でベッカムと張り合うのはムリだったであろう。
 ヒロイン役もこれまた決して美女とは言い切れない微妙なところ。普通っぽいところがリアル。

 ワールドカップ熱もすっかり冷めて、忘れられたような映画だけど、予告編を見ただけでハズレっぽい臭いがプンプンするのになぜか客の入っている某海賊映画よりはこっちがお勧め。