2007/04/17

大炎上

工藤、大炎上。

やはりというか、当然というか…。
 投げるたびに炎上で、まるで使い物にならない工藤。 あまり怒る気にもならない。 獲った時点で、十分に予想できていたことだ。
 2軍とか言わずに、もう引退したら?

2007/04/13

システム

国民投票法案が衆議院で可決。

 憲法改正の手続を明確化しただけなので、特に問題はなかろう。
私は憲法改正の賛成派だし、憲法9条は破棄するべきだと思っている。

 私は民主主義が最も良い政治体制だとは思っていない。歴史を見れば、最も効率の良い政治体制は独裁制だ。ただし独裁制は弊害がとても大きい。独裁者個人の資質に依存する上に、誤りを修正するのが困難である。独裁者の交代が政治的混乱を招くことは歴史上にありふれた事例である。

 次善の策として、交代の手続を世襲制としたのが王政である。人情的に理解しやすい相続というシステムのため混乱は少ないが、一度揉め出すと骨肉の争いとなり、これに諸勢力がそれぞれの思惑で荷担して、収拾が着かなくなる事例もまたありふれている。

 寡頭制という体制では、国内である程度の発言力をもつ者が集まり、政治を行う。これは土地を基盤とする世襲貴族であったり、有力氏族の長であったり、国の事情によりいろいろ。この体制も揉め出すと、国という共同体の利害よりもそれぞれの有力者の利害が優先されるようになる。

 さて、民主主義は以上の体制に比べると混乱は少ないとも言える。多数決というシンプルなシステムは分かり易く、全ての国民に政治参加の機会があるので、どのような悪政だろうが責任は国民にある。簡単に言うと、もっとも諦めのつきやすい政治形態だ。
 全ての国民に「共同体の利益」を納得させるのはかなりな難事である。卑近な例を挙げれば、「ゴミ処分場の必要性は理解できるが、自分の家の近所にそれができるのは我慢がならない」というのがある。
 国民を共同体としてまとめるには、共同体意識を持たせなければならない。しかし、それはナショナリズムと同じことだ。共同体の利益を優先する結果として、他の共同体の利益と衝突するのだ。

 最近では、WW1は民主主義の台頭のせいで起こったと思うようになった。産業革命以降の民衆の地位向上。その結果としての政治参加。立憲君主制への移行とナショナリズムの台頭。新しく政治参加の権利を手にした国民は、熱狂的に自分達の共同体を支持した。政治家もマスコミもそれに迎合し、どんどんナショナリズムは加熱する。
 些細なきっかけで戦争が始まり、熱狂した国民は戦争を煽る。素人による戦争への介入は、軍事常識も無視したまま泥沼化する。

 日本の軍国主義も、民主主義の結果だと思う。国民がそれを望んだのだ。WW2の結果を「軍部が悪い」で片付けるのはあまりに単純すぎる。

2007/04/02

祝開幕

祝07年セントラルリーグ開幕!
 ベイスターズは巨人と1勝2敗。まぁこんなもんだろ。3戦目先発の工藤はメッタ打ちで大敗。
…1戦だけで判断はできないけどね。まぁがんばってくれ。