あけましておめでとうございます。
正月早々、風邪っぽかったのでどこへも出掛けず、家でゴロゴロしておりました。
必然的にテレビなぞつらつらと観るわけですが、地上波の正月番組は、おおよそ観る価値など無いと相場は決まっております。で、CATVとかの正月企画「○○イッキ見!」などを消費していました。
・ハイキュー!
面白い!少年ジャンプ連載中らしいけど、ジャンプらしからぬしっかりとしたストーリー。主人公だけでなく周囲の人物も細かく丁寧に描写されていてとても好感が持てる。
作画が丁寧なのも素晴らしいと思った。主人公のずば抜けた反射神経、運動能力というのをうまく表現できており、スピードが感じられる。
これはデジタル作画の技法が進歩したせいなのか?しかし絵を描くのは結局人手であり、そのクオリティを維持するのにはいくらデジタル化してもコストと手間がかかるのは同じはずだ。
・山賊の娘ローニャ
NHKのアニメ。3DのCGを2D的な表現にするという、面白い挑戦。既にどっかのエロゲ会社がやってたと思う。NHKらしく丁寧な造りなのは好感が持てる。
監督はかの宮崎吾郎氏だ。ゲド戦記を大コケさせたので、もう表に出ず館長職でもやってるのかと思った。しかしこのアニメの出来はなかなか良いと思う。
・アルプスの少女ハイジ
ついうっかり見始めたら全52話を観てしまった。おそるべし!
今観てもちゃんと面白い。古い作品なのでテンポは遅いのだが作りがとても丁寧である。そりゃ世界中で通用するよ。宮崎駿すげえ。
改めて観ると、いろいろ思うことはあるが、とりあえずペーター!おまえはイイヤツだ!
本も読んだ。
・色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 :村上春樹
初めて村上春樹なぞを読んだ。 …なぜこんなものがベストセラーとして売れているのか理解できない。面白いのか?
作者が何を書きたかったのかもよくわからない。プロットをばら撒いて、そのままほったらかし。未完…。
こんなもんを読んでありがたがって、「元気が出た」とか言ってるヤツの気が知れないし、どこからか仕入れてきた難しいカタカナやら作品名をズラズラ並べて解説してみせ難しい事を言ってるオレってカッコイイ!と酔ってるバカにもうんざりする。
これが許され、賞賛され、ノーベル賞がもらえるのなら、エヴァでやらかした庵野秀明氏もノーベル賞候補にしてさしあげても良いだろう。
作品の感想については、ドリー氏のレビューが面白すぎる。
・げんしけん二代目(16)(17):木尾士目
もう切ってもいいかなーと思っていたのだが、何やら妙な展開に。
マダラメの心の叫びに思わず吹き出すこと数回。やはりマダラメ君は愛すべきキャラだと思う。