2016/10/04

君の名は。

というわけで、映画づいてしまい、大ヒット上映中の「君の名は。」である。

いやー、背景というか空の表現は相変わらず素晴らしい。ただひたすら美しい。キャラクタが浮いてしまう程の描き込みである。
ストーリーも引き込まれる。良い映画だ、とオススメもできる。
しかしだ!
(ネタバレしそうなので空ける)


















 男女入れ替わりという、少々使い古されたネタを持って来たのまでは仕方ない。あとはそれをどう料理するかである。大都会とど田舎という対比も面白い。何やら曰くありげな神社や儀式は、それだけでもうひとネタいけそうだ。
 ただ最後がいけない。ストーリー上、そうあるべきなのはわかる。そうあって欲しいとも思った。しかし、私世代のおっさんにとっては、男女入れ替わりはどうしても「転校生」を連想せずにはいられないし、ラストシーンは「×××」かよっ!?とツッコミが入ること必定である。

余談
いいなぁ、大彗星を眺めながら死ねるなんて、最高じゃん。天文ファンの夢です。

彗星が月軌道よりも内側を通過すると、彗星の見え方はあんなもんじゃ済まないんじゃなかろうか? 長大過ぎてもはや尾には見えないような全天を覆う光の帯で、中心核は満月のように輝く、と思う。


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